【バスケB3リーグ】東京八王子ビートレインズ市民デーを終えての感想

トレインズ

11月25日と26日で行われたB3リーグ、八王子ビートレインズ対湘南ユナイテッドBCの試合に行ってきました。

第8節に行われたこのゲームで、B3リーグも大体1/3が終了

ここまでの感想などもまとめたいと思います。

東京八王子ビートレインズについて

市民デーは1勝1敗も不満が残る結果に

いきなりネタバレですが、市民デーの結果は1勝1敗

湘南と痛み分け・・・と言いたいところですが、八王子側からしたら不満の残る結果だっと思います。

下位チームへの取りこぼしが多いトレインズ

2022-23シーズンは山口と1勝1敗でスタートしたトレインズ

その後、2連勝したのは8節終了時点で岐阜戦のみ

湘南戦も含め、立川、三重、豊田合成、すべて1勝1敗です。

そして、これらのチームは現在も八王子より順位が下であり、今季苦しんでいるチームばかり

こういった下位チームへの取りこぼしとも言える敗戦が目立ちます。

1勝できるということは2連勝できるはずで、それができないのは何か理由があるはず

油断なのか、相手に対策されてしまうのかわかりませんが、とにかく下位チームには連勝して、気持ちよくシーズンを進めたいものです。

ホームの後押しも実らず

八王子市民デー当日、いつもより多くのお客さんが観戦に来ていました。

炎を使ったパフォーマンスもあり、非常に盛り上がりを見せたホーム「エスフォルタアリーナ」でしたが、ホームの後押しも活かせず・・・


ファイヤーパフォーマンスは盛り上がっていいですね。

チームの調子に呼応するように、ここ数年の市民デーでは一番お客さんも少なかった気がします。

元トレインズの選手にやられる

湘南ユナイテッドBCは2シーズン前に八王子に所属していた日本人ビックマンの青木ブレイク選手がいます。

市民デーでもダンクを決めるなど、八王子時代よりも活躍している様子を見ると悔しくなりますね。

同じ理由で、東京ユナイテッドには絶対に負けたくないです。

八王子市民デー試合の感想

ブレイクを筆頭にビッグマンを複数並べるスタイルの湘南ユナイテッド
堀田HCも高身長でスーツ姿がかっこいいです。

オリビエを中心とした高さを活かした攻めとSFに外国人籍のグリーンを配置した外からの攻めが強力で、開幕当初は苦戦していたものの、岡山や鹿児島からも金星を挙げており、徐々にチームは上向き

調子が悪い時に当たりたかったチームではありますが、そうも言ってられず、1戦目はトレインズの負け

2戦目は累積警告から復帰したジャスティンを中心に、チーム全員でオリビエの攻撃を止め、上江田や東が機動力を生かしてグリーンを封じたのが功を奏し、なんとか勝利となりました。

2連敗だけはなんとか避けた格好です。

B3リーグ八王子ビートレインズ序盤戦の感想

ここからは市民デー以外の試合も含めたここまでの試合を見た感想です。

やりたい意図は伝わる

チームでのオフェンスが機能していなかった開幕当初に比べるとだいぶチームらしくなってきました。

湘南戦のオリビエ対策もそうですが、各試合では明確な意図をもって指示や選手起用が行われているようで、何かしたいというHCの意図は伝わってきますね。

ですが、一歩及ばなかったり、少し遅かったりと、あと一歩という感じです。

湘南戦にしても、2戦目のディフェンスが1戦目から出来ていれば、2連勝できた可能性は高いです。

スカウティングや普段の練習など、もう少し事前の準備をしっかりとやると今後は期待できるのかなと、楽しみにしています。

総力戦でもいいのでは?

シーズンが進むにつれて怪我人も出てきており、チームの総合力が試される時期です。

当然、総力戦で臨むことになりますが、ここまで特別指定選手のベンチ入りはありません

最近はどのスポーツでも若い世代で活躍する選手が増えてきており、10代後半からトップレベルで活躍する人材もいます。

ベンチ枠が空いているのであれば、登録しておくだけでも相手にプレッシャーを掛けられますしね。

スピード感が無い

トレインズの基本戦術は大黒柱のジョンを中心とした攻めのように見えます。

そのため、ファーストブレイク時もジョンの上りを待つことが多く、速攻よりは遅攻を選択することが多い印象

ジョンが決めきれればいいのですが、昨シーズンよりは確実に対策されてきており、ここまでは順調とは言えません。

最近はサンプソンの加入でスピード感が出てきたトレインズですが、もう少し速攻も増やしていくと相手にも迷いが生じ、ジョンのインサイドも活きてくると思います。

そういった意味でも、さらに加速するために走れる若手の起用に期待したいですね。

ジュフ・伴馬の復帰で息を吹き返すか

市民デー終了時点で勝率5割以下のトレインズですが、今後のカギは怪我で長期離脱していた伴馬(バンバ)の復帰でしょう。

プレスリリース通りなら湘南戦から出れそうでしたが、結局湘南戦は欠場

次戦の岩手は伴馬の古巣でもあり、電撃復帰すれば強豪岩手もパニックに陥る可能性があります。

帰化選手が強力なBリーグで伴馬の存在はとても大きく、復帰できるかどうか、移籍せずチームに残ってくれるかどうかが今後のカギとなりそうです。

まとめ

2022-23シーズン序盤は低調なスタートとなったトレインズ

市民デーも大盛況とは言えない状況でしたが、ここから巻き返しができるかどうかに注目です。

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