以前、こちらのブログでも強豪チームの千葉に勝った時に記事にしました。

今回は「八王子ビートレインズ」の2021-22シーズン前半戦を振り返りたいと思います。
ビートレインズ2021-22シーズン前半戦【B3】
2021-22シーズンの前半戦が終わりました。
B3リーグはサッカーのJリーグなどと同じように総当たりのリーグ戦でシーズンを戦います。
各チームとホーム&アウェーで、それぞれ2試合づつですので、すべてのチームと計4試合することになります。
ちょうど、ホーム&アウェーの半分を全チームと対戦して折り返しになったので、前半戦の感想をまとめてみたいと思います。
前半終了時の順位
まずは前半終了時点での成績を見てみましょう。
前半の戦績は13勝11敗
一応、勝ち越しています。
貯金があるのはいいですね。
順位は8位と15チーム中のちょうど真ん中
勝率もほぼ5割ですので、妥当な位置ですね。
昨シーズンは勝率36%で11チーム中7位と半分より下でしたので、成績は向上していると言えますね。
ブログ記事作成の2月時点で9位となっています。
最新の順位はこちら
試合結果まとめ 2021年10月
まずは10月
日時 | H&A | 対戦相手 | スコア | 勝敗 |
10/2 | A | 静岡 | 79-104 | 負 |
10/3 | A | 静岡 | 82-93 | 負 |
10/8 | H | 山口 | 80-69 | 勝 |
10/9 | H | 山口 | 79-65 | 勝 |
10/16 | H | 岐阜 | 76-95 | 負 |
10/17 | H | 岐阜 | 85-75 | 勝 |
10/23 | A | 長崎 | 86-108 | 負 |
10/24 | A | 長崎 | 61-83 | 負 |
10月は開幕戦こそ強敵ベルテックス静岡に連敗したものの、調子を崩すことなく山口に連勝、岐阜に1勝1敗となっています。
ここまでは順調なスタート
シーズン初期は新規加入選手がチームに馴染めていない感じで、特に開幕直前で加入となった24番アンドレ・マレー選手は実力は折り紙付きですが、その実力を発揮できていない様子でした。
逆に1番ジョン・フィールズ3世選手はゴール下が強力で、大きな武器となりました。
しかし、逆にみんなが頼ってしまい、ジョンに預ければなんとかなる、と言った感じでコンビネーションを活かしたプレーが少なくなったり、積極性が無くなってきた感じがしました。
当然、ジョンは相手からもマークされてくるので、そうなると攻め手が無くなってしまう感じですね。
試合結果まとめ 2021年11月
お次は11月です。
日時 | H&A | 対戦相手 | スコア | 勝敗 |
11/6 | A | 豊田合成 | 85-66 | 勝 |
11/7 | A | 豊田合成 | 93-84 | 勝 |
11/12 | H | 千葉 | 91-86 | 勝 |
11/13 | H | 千葉 | 72-90 | 負 |
11/20 | A | 岡山 | 70-100 | 負 |
11/21 | A | 岡山 | 80-94 | 負 |
11/26 | H | アイシン | 69-85 | 負 |
11/27 | H | アイシン | 64-89 | 負 |
11月は3連勝の後、5連敗という極端な成績です。
特筆すべきはやはり千葉戦でしょう。
今シーズンから参加のアルティーリ千葉は優勝候補と目され、ここまで無敗で勝ち進んでいたチームです。
そこに初めて黒星を付けたのが八王子というのは最高ですね。

しかし、千葉戦で燃え尽き症候群になったのか、自分たちの戦い方を見失ったようになり岡山、アイシンにはほとんど見せ場なく負けています。
昨シーズンの1位と2位のチームですが、簡単にやられ過ぎのように見えました。
多くの選手も調子が悪そうで、けが人が重なったのもチームの雰囲気には良くなかったです。
試合結果まとめ 2021年12月
最後に12月です。
日時 | H&A | 対戦相手 | スコア | 勝敗 |
12/4 | A | 金沢 | 95-51 | 勝 |
12/5 | A | 金沢 | 114-70 | 勝 |
12/10 | H | 岩手 | 67-75 | 負 |
12/11 | H | 岩手 | 74-64 | 勝 |
12/17 | A | しながわ | 97-65 | 勝 |
12/18 | A | しながわ | 95-71 | 勝 |
12/24 | H | 横浜 | 89-81 | 勝 |
12/25 | H | 横浜 | 84-77 | 勝 |
金沢戦で久しぶりの白星を挙げた後は岩手に一度負けただけで、後は全勝
金沢は前半戦を全敗で終えるなどかなりチーム状況は悪かったので、八王子の調子を戻すにはタイミングが良かったですね。
プレイの幅も広がり、恐れずに挑戦している様子がして応援し甲斐がありました。
昨シーズン優勝争いに絡んでいた横浜エクセレンスと岩手ビッグブルズにも勝星を上げ、チーム状態は上向きの月でしたね。
やっとチーム本来の実力が出せるようになってきた感じです。
年が明けて1月にも試合は予定していましたが、コロナ陽性者が発生したため試合は中止となっています。
八王子ビートレインズ前半戦まとめ
実力は間違いなく上位に食い込むとは思うのですが、今一つ順位が上がらないのは上位チームから勝星がほとんど取れていないからでしょうか。
千葉戦の勝利はあったものの、静岡、岡山、アイシン、長崎など上位チームにはしっかりと2連敗してしまっています。
特に、調子が上がってきていなかったアイシン戦を2つとも落としてしまったのが痛かった・・・
後半戦の注目ポイント
ここからは後半戦の注目ポイントについて
コロナ禍の影響
各チーム、オミクロン株の感染拡大の中チーム活動に苦慮しています。
中止になった試合はもちろんですが、陽性者が出たらチーム活動自体がストップする可能性もあり、日々の練習にもリスクが出てきます。
そういった中、どうやってチームを運営していくのか、選手だけでなく監督やチームスタッフの手腕が問われるところです。
現在首位を独走している長崎ヴェルカはコロナの陽性者が出ていないんですよね。
この辺も強いチームは違うのでしょうか・・・
注目の試合
もちろん、全試合注目ですが、前半戦で大金星を挙げた千葉戦(2/26、2/27)にはまず注目したいです。
千葉は当然リベンジに燃えてくることと思いますが、アルティーリ千葉もコロナ感染者が出ておりチームの調子は悪そうです。
首位対決となった長崎戦は1勝1敗でしたが、2月最初の試合のアイシン戦でも1敗するいていますからね。
またチャンスはあるかも・・・
3月は前回はあっさりと負けてしまった岡山とアイシンとの試合があります。
ここは、トレインズには意地を見せてもらいたいですね。
気合が入った時のトレインズは明らかにディフェンスのハードさが違うので、きっとやってくれることでしょう。欲を言えば、全試合その強度で行ければもっと順位も・・・
後は、前半戦はコロナの影響で中止になったさいたま戦と鹿児島戦も楽しみです。
注目選手
個人的な注目選手は今シーズンから加入した新号選手と古橋選手です。
新号選手は八王子に縁がある選手ですので、やはり応援したくなります。
技術はピカイチですが、まだ本調子では無さそうなので、後半の爆発に期待
苦しい時でもチームメイトに声をかけていて頼りになる存在です。
アンバサダーの石橋さんが言うスモールラインナップでもうまく回せるようになるとトレインズの大きな武器になると思います。
ただ、練習時間があまり取れないのか、出場メンバーの固定化が気になるんですよね。
早水監督も考えはあると思うんですが、マレーと澤地はセットで出したり、ある程度パターンを固定しているような感じを受けてしまいます。
古橋選手はまさにガッツあふれるプレイが特徴で、本当にいい選手
こちらも苦しい時に頑張ってくれます。
リバウンドなんかもかなり取ってくれますし、3Pもあって今後も期待です。
新規加入以外では今シーズン序盤で覚醒した大城選手も、この調子のままシーズン終了までいけるんか、引き続き注目したいですね。
3P成功率は45%で、試投数が足りないものの、成功率1位の千葉の大塚選手の42%を超えています。3Pが入ることで以前からの武器のドライブも活きてきますし、また相手をかき回して欲しいですね。
トレインズは攻撃に積極性が無くなる時期や時間があるように感じていて、3P成功率も大城選手以外にも大金選手や上田選手もかなり高いです。
ただ、試投数が少なくランキングには乗りません。
と言うことは、確実に決められる時しか打っていないとも言えるのですが、成功率34%のウォッシュバーン選手が3P試投数チーム1位ですからね・・・
ウォッシュバーン選手が下手とは言いませんが、確率が高い人が打った方がいいですし、大事にしすぎて攻めあぐねることが多いようなので、もう少し積極性があると見ている方も楽しいです。
まとめ
シーズンも折り返しとなったので、試合結果と感想、これからの注目ポイントをまとめてみました。
自分でも何となく見ていただけで意識していなかったことも気づけて面白いですね。
後半戦もできる限り応援していくので頑張ってもらいたいです。

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