高尾在住が高尾山のリアルな混雑情報をお知らせ
世界一の登山者数を誇り、ミシュランで最高ランクの三つ星を獲得した観光地である高尾山
そんな高尾山は都心からも近く、山自体も気軽に登れ、近隣のレジャースポットも豊富
特に昨今はコロナ禍で改めて近場の観光地が注目されており、改めて人気が出ています。
ですが、気になるのは混雑状況
コロナ禍で遠出は自粛したのに、密になっていては嫌ですよね。
高尾在住の私が高尾山とその周辺エリアの混雑状況をご紹介します。
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高尾山の混雑状況
まずは高尾山自体の混雑状況
2022年の1月末から2月前半に掛けて調査してきました。
このときはちょうどオミクロン株の感染が拡大している時期で、東京で初めて1日の感染者数が1万人を超え、その後2万人も超えた時期でもあります。
八王子市でも一日の感染者数が400人とか増えている状況です。
登山道の混雑はほぼ無し
1号路、6号路、稲荷山コースを使用して高尾山を登りましたが、目立った混雑はありませんでした。
ケーブルカー乗り場には人が溜まっていたものの、人でごった返しているという状況ではありません。
登山道の途中も人はまばらで、渋滞もなかったですね。
本格的な登山道となっている6号路と稲荷山コースについては、単独登山者が目立ちました。
おそらく近隣の方が一人で気分転換に登っているのでしょう。
声を出すこともなく、登山の定番である挨拶もしたりしなかったり。
コロナ禍で登山のあり方も変わってきているのかもしれません。
これに比べ1号路は若者のグループが目立ちました。
トレッキング初挑戦というよりは、ちょっと観光に来た感じに見えます。
服装も私服で、荷物も軽装
男女のグループで多いグループでは6人位の団体がいましたね。
グループでの登山は当然会話しながらで、息も上がるためマスクを外している人もいました。
この辺は人によってはちょっと気になるところでしょうか。
朝11時くらいの高尾山口駅前ですが、人はまばら
山頂は人多めも外国人少なめ
登山道は人もまばらですが、山頂が近づくに連れ人が増えてきます。
そして山頂はそこそこ混んでいます。
10時から14時くらいの間は座る場所を探すのに困るくらい
普通に通り抜けるだけなら密とまでは言わないかもしれませんが、東屋や人が座れる石垣の付近などはそれなりに密と感じました。
お弁当を持って山頂で食べるのはちょっと控えたほうがいいかもしれません。
それと、気になったのが外国人客の少なさ
以前の高尾山であれば様々な人種の人が登山を楽しんでおり、非常に目立ちました。
しかし、2022年の1月2月は外国人は非常に少なかったです。
特に欧米の方はほぼ0のようでしたね。
中国や東南アジアなど近隣諸国の人はポツポツいて、中にはグループで楽しんでいる方たちもいましたよ。
おそらく、仕事の関係などで日本に長期滞在している人たちかと思います。
海外旅行が気軽に行けない時世ですから、当たり前のことかもしれません。
山小屋の混雑状況
高尾山頂までしか行っていませんが、山頂にある山小屋はそこそこの混雑具合
お昼どきでも並ぶほどではなかったです。
みなさん店頭で軽食や飲み物を購入して、開けたところで食べているようでした。
店内に入るのは少し避けているようですね。
山頂には自動販売機もあるので、軽食だけ持っていって、山頂で購入し、少し移動してから食事を取るのが最も密を避けた山行になるのではないかと思いました。
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身軽に手軽に軽めの装備で行きましょう。
高尾エリアの混雑状況
高尾山の混雑状況に続いて、山の麓、高尾エリアの混雑状況をお伝えします。
高尾山口の蕎麦屋
高尾山といえば名物のお蕎麦
高尾山の表参道付近には数多くの蕎麦屋が軒を並べます。
表参道自体は京王線高尾山口駅と高尾山登山口を繋ぐ道から少しそれるのですが、それでも普通なら多くの人が歩いています。
しかし、2022年1月2月は人はかなり少なかったですね。
やはり店内で飲食をするのに抵抗があるのか、蕎麦屋に入っている人もお昼どきでもまばらでした。
表参道にはお土産屋さんや食べ歩き可能なものもあるので、気になる人はそういった店を利用するといいかもしれません。
新しくできた「たこせん」のお店
タコ焼きが二つも入っています
定番のだんごも
駐車場も空きが目立つ
土日などは満車となることも多い駐車場ですが、こちらも空いていました。
電車よりも密を避けて移動できる車のほうが人気かと思ったのですが、これは以外でしたね。
駅から少し離れた個人経営の臨時駐車場なども概ね空いていました。
もしかしたら、車で移動できる人はもう少し遠くへ行ってしまうのかもしれませんね。
その他のエリア
こちらの記事でも書きましたが、高尾山口駅の人気イタリアン、「フモトヤ」はそこそこ人が入っていました。
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それから、最近できた話題のホテル「タカオネ」は、1回に誰でも入れる無料スペースや飲食店があるのですが、こちらは空いていましたね。
焚き火を楽しむ家族が2組くらいいたと思います。
いつか焚き火を囲いながらマシュマロを焼きたいですね。
高尾山口駅を離れ高尾駅付近までくると人も増えてきますね。
観光客だけでなく地元の人は駅を利用せざるを得ませんから・・・
ただ、高尾駅付近の飲食店は比較的空いているようでした。
焼肉店なども私が見たときは人はまばらでした。
飲食店以外ではショッピングモールのイーアス高尾はほぼ通常通りという感じですね。
観光客よりも地元民が多い施設なので、まん延防止等措置の影響もあまりなく、買い物をしている人が多かったです。
それでも、近隣の八王子駅や立川駅、ららぽーと立川立飛などに比べると、通路のベンチにはいつでも座れますし、レジで並ぶことも無いくらいには過疎っています。
イーアス高尾の向かい側にある激安スーパーマーケットのスーパーバリューも、ほぼ通常運転という感じです。
自粛とはいえ、生活必需品の買い物などはしなければならないので、このへんはあまり変化なさそうですね。
まとめ
オミクロン株の影響でコロナの新規感染者数が激増している最中での高尾エリアの混雑状況をまとめてみました。
密を避けて楽しめる屋外のレジャーである登山やトレッキングは注目を浴びていますが、その入門となる高尾山はやはり人気のようですね。
ただ、外国人が減った今、コロナ禍以前よりは空いていると感じました。
飲食店や登山道のバリエーションも多いため、密も生じにくいですが、陣馬山まで足を伸ばすともう少し人は少ないのかもしれません。
高尾エリアに来る方は参考にしてみてください。
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