八王子市で野鳥観察 アオバズク、カモの雛、カワセミが見れるスポット
前回の記事を書いてから、毎週のようにカモの雛探しに行っています。
八王子市でカモの雛探し、カモの引っ越しは見れるのか? そしてカワセミ発見
すると、高尾山の麓である八王子にはたくさんの鳥がいることに気付きました。
特に今回は、営巣したアオバズクと念願のカモの親子も見ることができました。
八王子でアオバズクが営巣している
八王子の湯殿川
その川沿いにある御霊神社
付近は自然が多い八王子にあって、殊更自然が残っている長閑な地域です。
そんな御霊神社には毎年アオバズクが来ることで有名
フクロウを探しにナイトハイクに行くほど、猛禽類が大好きな私たちは、アオバズクもことあるごとに探していましたが・・・
新年早々、フクロウを探して高尾山ナイトハイクで夜中の登山に行ってみた
とうとう見つけました。
事前情報通り、境内の大きなモミジの木に止まっています。
木に営巣しているようで、メスが巣で卵をあたため、オスが見張りをしているようです。
アオバズクを刺激しないよう遠くから観察してくださいね。
ちなみに、7月前半には巣立って行ってしまうようですよ。
動かないアオバズクやフクロウの観察には三脚付きの望遠鏡が必須
来年も来てもらうためにも遠くから優しく見守りましょう。
付近にはカワセミの巣も
地元の人たちがカワセミの巣作りを応援するために巣穴を設置してから数年
とうとうカワセミが営巣して、雛が孵りました。
5月から6月にかけて小さな子供のカワセミが湯殿川を飛び交う様子が観察できます。
バードウォッチングの人気ターゲットであるカワセミがこんな街中で見れるなんて、八王子は素敵ですね。
念願のカモのヒナを発見 親子で食事をする光景
そして、湯殿川を下流に進むとカモがチラホラといます。
ただ、5月に比べるとカモの数は減っている・・・
どこへ行ったのかと思いましたが、すぐに謎は解けました。
川の近くに田んぼがあり、田んぼに水を張りだしたため、カモの多くが田んぼへお引越ししたようです。
自然の川に比べて、田んぼの方が餌を簡単に取れるのでしょう。
田んぼにはたくさんのカモがいましたよ。
丸くなっていてかわいいです。
しかし、田んぼにはヒナはいません。
さらに下流に進むと・・・
いました
カモの親子
すでに羽に色が付いていて、若干成長していますが、子ガモです。
やっぱりカモの雛はかわいいですね。
この光景も毎年見れるそうで、地元住人はヒナの数を定期的にチェックしていたりするようです。
自然環境でのヒナの成長は厳しいものがありますが、元気に育ってほしいですね。
やっと念願のカモの雛を見れました。
とってもかわいく、ずっと見てられます。
長閑の光景
川沿いをお散歩していると、農作業をしている人がいたり、長閑な光景が広がります。
中でも注目だったのが、猫がベンチで休んでいる様子
人慣れしていて、近づいても全然逃げません。
手を前に投げ出して、ベンチで休んでいる猫なんて、初めて見ました。
写真を撮っていると、農作業をひと段落させたおばあちゃんが隣のベンチに座りました。
話を聞くと、猫の飼い主のようで、農作業が終わるまで猫はベンチで待っているそうです。
長閑ですね。
八王子はバードウォッチングパラダイス
街中に近い場所でもこれだけ貴重な鳥たちを観察できました。
他にも、田んぼにはシラサギもいましたし、ツバメも大分成長して巣からかなり遠くまで飛び回っているようです。
そろそろツバメも巣立ちの時かもしれませんね。
他にも、ムクドリなんかも5月に産卵していて、今は子供たちも大きくなり、草むらなどにたくさんいます。
そうそう、尾っぽが黄色い、キセキレイなんかも見ることができました。
東京都内のしかも住宅街の近くでこれだけの鳥が見れるのはかなり珍しいと思います。
みなさんも、ぜひ八王子でバードウォッチングしてみるといいかもしれません。
ちょっとしたバードウォッチング散歩にはこれくらいのコンパクト双眼鏡で十分
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